CINVE

CINVEは2006年から開催されているスペイン政府公認のコンクールで、国際的な酒類を審査対象の中心とした品評会です。スペインにおける急速な日本食、日本産酒類の認知の高まりにより、2019年に日本酒・焼酎部門が新設され、今回で第6回目となります。長年にわたる伝統とネットワーク、関連業界との強固な連携により、CINVEはスペイン国内で知名度を上げることに留まらず、ヨーロッパ広域、中南米での販路拡大へ向けた後押しとなる品評会として知られています。

コンクール日程 : 2025年 3月 24日 マドリード

スペイン唯一の日本酒焼酎品評会

過去の受賞酒は、スペインへの輸入販売が決定するなど、商業的なサポートも行っています。スペイン、スペイン語圏における日本酒・焼酎の普及とさらなる認知向上を目指し、出品者の皆様にとって卓越した価値を提供する一大イベントです。

業界のエキスパートが集結

スペイン国内外の有力なソムリエ、バーマン、評論家が、業界のエキスパートがブラインドテイスティングによる審査を行います。

バスク クリナリー センターでの特別試飲会

CINVE 2025での新しい取り組みとして、スペインの美食の街であるサンセバスティアンにある「バスク クリナリー センター」で特別試飲会を開催します。将来トップレストランで活躍が期待される料理学生100名を招待し、日本酒の魅力を体験いただきます。限定20蔵様までこのイベントへの参加、もしくは出品が可能です。(概要は当ページ下欄の案内をご覧ください。)

出品カテゴリー

その他(リキュール)

梅酒、ゆず酒等。醸造酒ベース、蒸留酒ベースのどちらも出品いただけます。

スペイン市場の可能性

外食産業が盛んなスペインは、古くから食事と飲み物のペアリングを重視する深い文化を有し、現在では世界的なガストロノミーの発信地でもあります。海産物や山の幸等、豊かな自然の恵みを活かした食のバリエーションは、日本の食文化と共通点を多く見つけられることも大きな特徴です。
スペインでは今、日本酒の需要が急速に高まっています。2020年から2023年にかけて、日本酒輸入量は年平均15%の成長を見せ、現在も高級レストランやホテル業界を中心に伸び続けています。多くのミシュラン星付きレストランが日本酒とのペアリングに注目する今、日本の酒類業界にとってスペインへの進出は大きなビジネスチャンスとなっています。

焼酎も注目されつつあります。焼酎を専門に取り扱うインポーターも既に存在し、蒸留酒、カクテル文化が多様なスペインでは特に開拓の余地が深いと期待されています。CINVEコンテストは、焼酎がスペイン市場に新たなジャンルを創出することを目指しています。

募集要項

受付締切

1月31日(金)

出品酒は2月1日までに国内指定倉庫へ要配送

開催日程

審査: 2025年 3月24日(月)
試飲会: 2025年 3月26日(水)

試飲会へのオプショナル出品に関しては下記をご覧ください。

開催都市

審査 : マドリード
特別試飲会 : サンセバスティアン

受付部門

①清酒  ②焼酎  ③古酒 (熟成3年~)

※梅酒等リキュール類もご出品いただけます。
※泡盛は焼酎部門で受付いたします。
※古酒部門は日本酒の古酒を対象といたします。

出品料/本数
(審査料/輸送費/輸入税等の諸経費込)

45,000円/1出品 (4出品以上は43,500円)

日本からサンプルを輸送せず、現地に流通している商品を出品酒として品評会へ送る場合は、出品の受付のみを日本事務局で代行いたします。 (規定※2)

送付サンプル本数 (720ml)

日本酒:4本
焼酎(泡盛):2本
古酒(熟成3年以上の日本酒): 4本
リキュール:醸造酒ベース4本 / 蒸留酒ベース2本

3月26日
バスククリナリーセンター
特別試飲会(オプショナル)

バスク・クリナリー・センター

伝統、革新、そして持続可能性を融合し、世界をリードするガストロノミー教育機関として高い評価を受けています。BCCは、ミシュラン星付きレストランが集う美食の聖地サンセバスチャンに拠点を置き、ジョアン・ロカ(ミシュラン三つ星:El Celler de Can Roca)やアンドニ・ルイス・アドゥリス(ミシュラン二つ星:Mugaritz)といった世界的シェフ陣が指導する最先端の教育プログラムを提供しています。年間1,500人以上の学生が30を超える国々から集い、料理芸術や食品科学の実践的スキルを習得しています。2011年の創設以来、数多くの卒業生が国際的に成功を収めるレストランやフードビジネスのリーダーとして活躍しています。さらに、BCCは100を超える国際的な組織との連携や、世界最高峰のレストランでのインターンシップを通じて、強力なグローバルネットワークを構築。これらの実績により、BCCはガストロノミー分野の未来を切り拓く革新の中心として、揺るぎない地位を確立しています。

試飲会出品料 : ¥50,000

※品評会へのサンプルとは別に、当試飲会用として日本酒は4本、焼酎は2本のご提供が必要です。

イベント内容

✳︎ CINVE2025受賞酒の発表
✳︎ 出品酒の傾向や日本酒に関するセミナー
✳︎ ソムリエ、学生からの試飲会参加酒へのフィードバック

エントリー方法

当ページ下部 オンラインフォーム

規定

本年度日本事務局では清酒・焼酎・古酒部門への出品サポートを行います。

出品料 45,000円/1出品 (4出品以上は43,500円)
※1
出品料に含まれるもの:CINVE審査料・国際輸送、通関手続き費、スペイン国内輸送料・輸入税及び付加価値税・海外送金手数料
出品料に含まれないもの:運輸会社倉庫(静岡)までの出品酒配送料

エントリー方法 : “参加申込書“フォームにて御社の基本情報をお送りください。次に出品アイテムの詳細を”出品申請書“フォームにご記入、送信いただきます。

※2 日本からサンプルを輸送せず、現地に流通している商品を出品酒として品評会へ送る場合

出品料:27,900円/1出品 (4アイテム以上は 26,400円)
※この費用には出品酒の輸送費や国際輸送に関わる費用が含まれていません。サンプル輸送は各社の責任において、マドリードの指定倉庫までご送付いただきます。(輸送先の倉庫の住所、輸送時期は追ってお知らせいたします。) 申込みは通常エントリーと同様、以下二つのフォームを記入の上、ご送信ください。

エントリー受付 2025年 1月6日(月)〜31日(金)

① 参加申込書を送信

② 出品申請書(出品酒の登録)を送信

 上記①・② 両方のフォームをお送りください。

日本事務局

株式会社 SAKEマーケティングハウス
代表 松崎 晴雄
東京都新宿区住吉町2番18号ウイン四谷608号室
03-3354-3051 /03-3354-3052(FAX)

合同会社 Glue Japan
代表 上野山 広司
090-3971-3592